
なんだか最近、人にキツくあたっちゃってるな。他の人はイライラしてないのに、なんで自分はこんなに心が狭いんだろう…。
この記事では、こんな悩みに答えていきます。
この記事を読むと、性格が悪いと感じる場面で、自分の中で何が起きているかがわかり、自己嫌悪から抜け出して、本来の自分の優しさを取り戻すヒントが得られます。
僕は日々、仕事の中で「きつくあたってしまって後悔」という悩みにたくさん触れてきました。
きつくあたったり、ドライな対応をしてしまうと「自分は性格悪いな…」と自己嫌悪に陥ってしまうこともあると思います。
最初にお伝えしておくと、ついイライラしてしまうのは、ただ単純に、自分の持っている「資源」が底をついているだけです。
この記事では、優しさや気遣いを「有限の資源」と捉え、性格が悪いと感じる正体と対処法を解説していきます。


【たけと】
- 人が動き出せる環境づくりに10年以上
- 集団より「ひとりの時間」が落ち着く
- 精神論より、動けない仕組みをほどく
- 「ないもの」より「あるもの」から始める
- 「自分のサイズで動き出す」をテーマに発信中
結論:性格が悪いのではなく「資源」が底をついている


性格が悪いように感じるときは、 相手を気遣うための「資源」が、物理的に底をついている状態です。
誰かに優しくするには自分の持っている時間やお金、体力などの「資源」を相手に譲る必要があるからです。
たとえば、自分の仕事じゃないのに、職場で「これ、ついでにお願い」と頼まれたとき。
角が立たないように「あ、はい」と引き受けるその瞬間にも、実は自分の資源をしっかり消費しています。
- 嫌な顔をしないように気持ちを抑える
- 相手の頼み事をこなすために、自分の時間を削る
- 「なんで自分が…」という不満を飲み込む
資源がカツカツになると、これ以上消耗しないよう無意識にバリアを張って自分を守ろうとします。
この「自分を守ろうとする防衛反応」こそが、性格が悪くなる正体だと僕は考えています。
余裕がないときに、つい誰かに冷たくしてしまった結果、「自分、嫌なやつだな」と自己嫌悪に陥る。
いつも穏やかな人であっても、疲れがピークのときには余裕がなくなり、ちょっとしたことでイラッとしてしまうんです。
「自分は性格が悪いな」と感じるときは、自分の資源が底をついている。
ただそれだけなんです。



世の中には「人に優しくしても、別に減るもんじゃないし」という言葉があります。 でも、僕は「確実に減るもの」だと考えています。
自分の資源を維持する3つの方法


「性格が悪い自分」にならないためには普段から自分の資源の量を意識して生活することが大事です。
ここでは具体的に資源を維持する方法について解説していきます。
- 焦って余裕を作らず、まずは「待つ」
- 資源の「赤字」に気づいて自分を回復させる
- 限られた資源を「選択して」使う
対処法①: 焦って余裕を作らず、まずは「待つ」
余裕がなくなってきたときには「まずは減らさない」。つまり、省エネで生活することが大切です。



今をなんとかしたいのに、何もしないの?



気持ちはわかるんですが、焦ってなんとか解決しようとすると、結果的にさらに余裕がなくなってしまうんですよね。
たとえば、自炊する気力がなくて毎晩コンビニ弁当に頼れば、今度はお金の余裕がなくなります。
現状をなんとかしようと睡眠を削って徹夜すれば、翌日の体力が削られてしまいます。
結局のところ、無理に余裕を作ろうとするのは「資源の交換」でしかないと僕は考えています。
何かを差し出せば、別の何かが失われてしまうんですよね。
だからこそ、まずは自然に資源が回復するのを「待つ」ことが必要です。
「このままじゃダメだ」「何かしなきゃ」と焦る気持ちをグッとこらえて、抵抗をやめる。
なくなった資源を取り戻すために、資源を使わないということですね。



「今は無理!」と白旗を上げるのも、立派な戦略です。
対処法②:資源の「赤字」に気づき、自分を回復させる
誰かのために使う資源より、回復する量が多くなれば、余裕のある自分でいられます。
お金で考えるとわかりやすいかもしれません。
自分の手取り以上のサブスクを契約すれば、あっという間に底をついてしまいます。
自分の持っている「資源」もこれと全く同じ仕組みです。
気遣いばかりで自分への回復が追いつかなければ、すぐに資源は枯渇してしまいます。
余裕を保てるように、自分なりの「回復手段」を手元に置いておくことが効果的だと思っています。
- 誰とも関わらず、部屋で一人ぼーっとする
- スマホのメモに、今のしんどい気持ちを書き出す
- 帰りのコンビニで、ちょっとだけいいアイスを買う
手段に正解はありません。
自分が「ホッとするな」と思えるものを少し日常に用意しておくイメージです。
しんどい時に「これ終わったら〇〇やろう」みたいに浮かんでくるものですね。
これが用意できることで、気持ちが楽になりますよ。



特に部屋の環境は影響が大きいと考えていて、好きなものを置いたり、リラックスできるように整えています!
対処法③:限られた資源を「選択して使う」
限られた資源は、「本当に大切なことに使う」 。これも大事な戦略です。
みんなに優しくしてしまうと、あっという間に余力がなくなってしまうからです。
職場で頼まれごとを断れずにどんどん仕事が積まれて、休日は疲れ果てて自分のことが何もできない。
せっかくの休みなのにイライラを引きずってしまい、結局スマホを見ただけで一日が終わって後悔する。
こんなことになりかねません。
後悔しないように「誰に」「何に」「どこに」自分の資源を使うかを、自分で選択することが大切だと考えています。
「心からリラックスできる時間」や「自分がホッとする空間」など。ここぞというときのために、力を使える資源を温存しておくんです。
なんとなく周りに流されて消費するのではなく、自分の人生を豊かにしてくれるモノやコトに「選んで」使うってことですね。
バランスは人ぞれぞれですが、仕事は60%で、プライベートに40%みたいに意識するだけでも変わります。



そうしたいけど、断るの苦手なんだよね。
断ることが苦手な人は「余裕がない」と事実だけ伝えてみるのも一つの方法です。
結果的に引き受けることになっても、何も言えずに抱え込むより、ずっと心が軽くなるはずです。
自分で納得して決めた「使い分け」が、気持ちに余裕を生み出してくれると僕は実感しています。



「付き合いが悪い」と言われることもありますが、自分のための資源を守れる今のほうが、納得のいく生活ができていると思っています。
筆者の経験:外で良い顔をして自分にイライラしていました


今でこそ「自分の資源を意識して使う」ことができていますが、昔の僕は全くそうではありませんでした。
仕事では頼まれたことを断れず、変に空気を読んで残業ばかり。
色々なお誘いには「余裕ないな…」と思いながら、渋々参加する。
こんな生活を続けて、気づけば自分の時間も心の余裕もなくなっていました。
外の世界で「嫌われない自分」を演じるために、すべての資源を使い果たしていたんです。
その結果、せっかくの休日にやりたかったことが何もできず、無性にイライラして、身近な人にあたる。
自分のための時間や、自分を気にかけてくれる人を蔑ろにしてしまうなんて、本末転倒。
でも、そこから「自分の持っている資源には限りがあるんだ」と気づくことができたんです。
それからは、1日や1週間という単位で、自分の持っている資源から逆算して動くようになりました。
特に効果的だったのが、「別に用事はなくても、絶対この日、この時間は空けておく」と決めるようになったことです。
この「余白」を作ることで、気持ちにすごく余裕が生まれています。
以前のように「今日も何もできなかった」と自分を責めることは断然減りました。
今では周りからも「なんでいつもそんなに穏やかでいられるの?」と聞かれるくらいです。
「使われるのではなくて自分で使う」
そこに気づいただけで、僕の生活は劇的に楽になりました。



もっと早く気づけばよかったと、本当に後悔しています。
まとめ:自分を優先することは、決して悪いことじゃない


人を気遣えない時に「自分、性格が悪いな…」と責めてしまう人ほど、実は「優しい人」です。
本当に性格が悪いなら、そもそも悩むはずがないんですよね。
性格が悪いと感じてしまうのは、「持っているもの全て渡してしまった」だけです。
- 性格が良い自分でいるためには資源が必要。
- 優しさの資源は確実に減るもの。
- イライラは性格の問題ではなく、心を守る防衛反応。
- 焦って余裕を作らず、「待つ」「回復させる」「選んで使う」。
生活していると「今日はちょっとドライな対応をしてしまったな…」と凹んでしまうこともあると思います。
でも、それは「自分よりも他人を優先してあげられる力がある」という証拠だと僕は考えています。
まずは自分の資源の状態を意識してみると良いと思います。



資源には限りがあって、基本は余力を残しておく、これで「性格悪いな」と感じることも減ると思いますよ。








アイキャッチ画像-300x169.jpg)
コメント