余裕がない人が攻撃的になる理由。自分を守る3つの線引き

職場にいるあの人の機嫌が悪いだけで、朝から胃がきゅっとなる…。
帰ってからもずっと気持ちが休まらないし、うまく受け流せない自分も嫌になるんだよね。

職場に、余裕がないときほど攻撃的になる人がいる。

そんな毎日が続くと、「自分が弱いのかもしれない」と感じたり、「自分が悪いのかもしれない」と思ってしまうことがあります。

でも、余裕がない人が攻撃的になるのは、必ずしも性格の問題だけではありません。

いっぱいいっぱいになった結果、余裕のなさが、言葉や態度に出てしまう場合もあります。

だからといって、こちらが無理に受け止め続ける必要はありません。

攻撃的な人への関わり方で大切なのは、言い返すことでも、我慢し続けることでもないんです。

相手を理解しようとしながらも、自分の余裕まで渡してしまわないことが大切です。

この記事で持ち帰ってほしい気づき
  • 余裕がない人が攻撃的になる理由がわかる
  • 攻撃的な相手の感情を、自分の責任として抱え込みすぎなくなる
  • 自分の余裕を守るために、どこで線を引けばいいかがわかる
たけと。

距離を取ることは、相手を見捨てることではありません。
自分の余裕を守るための、ひとつの関わり方なんです。

この記事では、攻撃的な人に振り回されすぎないために、自分の余裕を守る3つの線引きについてお伝えしていきます。

この記事を書いている人

【たけと】

  • 人が動き出せる環境づくりに10年以上
  • 集団より「ひとりの時間」が落ち着く
  • 精神論より、動けない仕組みをほどく
  • 「ないもの」より「あるもの」から始める
  • 「自分のサイズで動き出す」をテーマに発信中
目次

攻撃的な態度の奥に、余裕のなさが隠れていることがある

余裕がなくなると、相手のことを考えられなくなり、自分のことを守るだけで精一杯になってしまうことがあります。

疲れていたり、忙しかったり、不安でいっぱいだったりすると、普段なら飲み込める言葉が、そのまま出てしまうこともあります。

攻撃的な言葉や態度の奥には、その人自身の余裕のなさが隠れていることがあるんです。

つまり、攻撃的な人は「敵」ではなくて、「いっぱいいっぱいになっている人」と捉え直すこともできるということですね。

敵ではなくても、しんどいよね。

たけと。

もちろん、「だから仕方ない」という話ではなくて、相手の問題として分けて考えることが大切です。

相手の状況は理解はするけど、自分の問題としては抱え込まないということです。

相手と自分の問題を分けて自分を守るためには、どこかで線を引く必要があります。

  • 心の中で線を引く(相手の感情を自分のものとして引き受けない)
  • 行動で線を引く(コントロールできないことに労力を使わない)
  • 物理的に線を引く(関わる時間と距離を減らす)

守る方法①:まず心の中で線をひく

最初にやることは、「相手の問題」と「自分の問題」を分けることです。

しんどくなっているときは、相手の言葉をきっかけに、「自分が悪いのかもしれない」と考えてしまっていることがあるからです。

そうしているうちに、相手の機嫌まで、自分の責任のように感じてしまうんです。

だからこそ、まずは見方を少し変えて、心の中で距離を取ります。

  • なんか大変そうだな
  • 嫌なことでもあったのかな
  • 余裕がないのかもしれないな

きっかけが自分だったとしても相手の感情は「相手のもの」、相手の行動も「相手の選択」です。

相手の感情は自分に向けられているように見えても、溜まった感情を吐き出しているだけだったりします。

「これは相手の問題で、自分が全部背負うことではない」、そう心の中で言い直すだけでも、捉え方はだいぶ変わります。

たけと。

僕は「距離を取る」と意識してから、相手と自分を分けて考えられるようになって、振り回されづらくなりましたよ。

守る方法②:行動で線を引く

行動で線を引くとは、相手の機嫌を直そうとしすぎないということです。

相手の機嫌を気にして時間や労力を使っても、相手の感情や行動は相手のもので、結局コントロールできないんですよね。

どれだけ頑張って機嫌を直そうとしても、自分がただ消耗して終わってしまうなんてことがあります。

「なんとかしてあげたい」「自分が動けば空気が良くなるかも」という優しい気持ちもすごくわかります。

でも、頑張っているのにうまくいかないことで自分を責めて、自分まで疲れてしまうのはしんどいですよね。

自分がどう行動するかは「自分の選択」です。

「自分で自分の機嫌をとる」エネルギーがなくなってしまうと今度は自分が苦しくなってしまいます。

「相手は変えられない」と割り切って、相手のために使っていたエネルギーを、「自分の機嫌をとる」ために使う。

僕はこれが大切だと思っていますし、僕自身も手放すことで、振り回されることが減りましたよ。

たけと。

自分の機嫌をとることは、わがままではありません。
穏やかに過ごすための準備みたいなものです。

守る方法③:物理的に線を引く

物理的に距離をとるとは、シンプルに相手と関わる時間や空間を分けることです。

どれだけ心や行動で距離をとろうとしても、同じ空間でピリピリした空気を感じ続けていると、どうしても影響を受けて削られてしまいます。

頑張ってその場に居続けても、「この人は受け止めてくれるかもしれない」と相手に期待させてしまう可能性もあると思います。

だからこそ「もうどうしようもない」と感じた時は、物理的に離れることが、自分を守るいちばん確実な方法になることがあります。

  • 会話は必要最低限にする
  • 相手がイライラし始めたら、その場から離れる
  • そもそも同じ空間に居ないようにする

頭ではわかるんだけど、露骨に避けているみたいで、なんか気が引けるんだよね…

たけと。

相手の気持ちがわかる優しい人ほど、そう感じてしまいますよね。でも僕は、お互いが共倒れしないために、あえて「今は距離を置く」という選択が大事だと思っています。

「ずっと離れる」と考えるとハードルが高いですが、気が引ける場合は「とりあえず今は離れる」くらいの気持ちで考えてみてください。

相手を気遣って、自分が倒れるまで関わり続ける方が、結果的に自分にも相手にもよくない状況になりやすいです。

「いざとなったら離れていい」という選択肢を持っているだけでも、目の前の関わりにも余裕が生まれますよ。

僕も「攻撃される側」だった時期があります

転職してすぐの職場で、やることがなく手持ち無沙汰で過ごす時期がありました。

配属された部署は責任も重く、人数も少なかったため、誰もが常に余裕のない状態でした。

「何かやれることないですか?」と聞いても、「これをやっておいて」と、すぐに終わる仕事しか任せてもらえない。

そんな日が続いていたとき、先輩からこう言われたんです。

「みんな忙しそうにしているのに、あなたは何もやってないよね。給料泥棒と同じだよ」

たけと。

当時の僕は、「自分は必要とされていないんだ」「全部、自分が悪いんだ」と受け止めてしまいました。

でも、今振り返ると、あれは相手の余裕のなさでもあったと思います。

新人を育てるには、時間も労力も必要です。

でも先輩自身も自分の仕事でいっぱいで、後輩にまで手が回らなかったんだと思います。

そして、いっぱいいっぱいになった感情が、たまたま近くにいた僕に向いただけだった。

もちろん、当時の僕に足りないところがなかったとは言いません。

ただ、あのときの僕が、相手の言葉をすべて自分の価値として受け取る必要はなかったと思っています。

  • 心の中で「先輩も余裕がないのかもしれない」と分けて考える
  • 相手の機嫌を直すために、顔色をうかがいすぎない
  • 「耐えないといけない」と、その場に留まり続けない

こうした選択肢を持てていたら、あそこまで自分を責め続けずに済んだと思います。

心でも、行動でも、物理的にも距離が取れないと、人はどんどん追い込まれていきます。

だからこそ、「距離を取る」という選択肢を知っているだけで、心の負担は少し軽くなるはずです。

たけと。

あの頃の僕のように、自分を責めて身動きが取れなくなっている人に、この考え方が少しでも届いたら嬉しいです。

まとめ:逃げるのは甘えじゃなく、自分の余裕を守る選択

余裕がない人が攻撃的になるのは、性格の問題だけではなく、自分を守ろうとした結果、言葉や態度が強く出てしまっている場合があります。

相手を理解しようとすることも大切ですが、同時に、自分自身を守る視点も欠かせません。

この記事のおさらい
  • 心の中で線を引く(相手の感情を自分のものとして引き受けない)
  • 行動で線を引く(コントロールできないことに労力を使わない)
  • 物理的に線を引く(関わる時間と距離を減らす)

世の中には「耐えるべき」「うまく付き合うのが社会人」といった空気があります。

でも、自分の余裕を削ってまで関わり続けるべき相手は、そんなに多くないと僕は思っています。

まずは自分の余裕を守ること。

そのうえで、関わり方を選んでいくことが大切でだと思っています。

距離を取ることは、甘えではなく、自分を守るための一つの選択です。

できるところからで構いません。

心の中で距離をとることから、試してみてください。

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